年末年始の連休中にAWS上にワードプレスを導入しました。構成概要は上図のとおりです。WebサーバにApacheとワードプレス、DBサーバにMySQLをインストールしています。AWSの証明書を利用して、HTTPS化したかったので、Webサーバーは1台ですが、ロードバランサーを配置しています。NATゲートウェイは、DBサーバのアップデート用です。置いているだけで、月額 5,000円ぐらいかるので(1時間 0.62ドル)、使うときだけ作成して、いらなくなったら削除する運用にしようと思います。
各サーバの構成は以下のとおりです。DBサーバーは月額費用の観点から、RDSではなく、EC2にmysqlをインストールしました。webサーバーは最小サイズのt2.nanoです。DBサーバは t2.nanoだとMySQLが起動できなかったので、ひとつ上の t2.microに変更しました。
役割 | サイズ | OS | アプリケーション |
Webサーバー | t2.nano | Amazon Linux 2 | ・Apache/2.4.41 ・WordPress 5.3.2 ・PHP 7.2.24 ・mysql Ver 15.1(Client) |
DBサーバー | t2.micro | Amazon Linux 2 | ・mysql Ver 8.0.18 |
月額費用は約4,500円
月額の固定費用はだいたい 4,336円(2020年 1月5日 1USドル/108.8円)。当面(このブログが成長するまで)はEC2インスタンスは夜間停止して、コスト削減予定。Hugo(CloudFront + 3S)の構成も考えましたが、ブログの更新のやりやすさを考慮しワードプレス(EC2)にしました。
コンポーネント | 月額費用 | 詳細 |
Webサーバー | 706円 | ・EC2 $5.57 ※t2.nano ・EBS $0.96 ※8GB |
DBサーバー | 1,320円 | ・EC2 $11.13 ※t2.micro ・EBS $1.08 ※9GB |
Route53 | 55円 | ・ホストゾーン $0.5 ※1個 ・レコード$0 ※1万件以下は無料 |
Application Load Balancer | 1,923円 | ・ALB $17.79 ※上記プラスLCU (複雑なので割愛) |
NATゲートウェイ ※利用時のみ作成 | 0円 | ・NATゲートウェイ$0.062 ・通信1GBあたり $0.062 |
SSL 証明証(AWS ACM) | 無料 | – |
インターネットゲートウェイ | 無料 | ただのルータなので費用はかからない。 |
ドメイン利用料 | 332円 | ムームードメイン 年間 3,980 円 |
構築時の覚書はまた次回、書きたいと思います。
[2020/2/11 追記]
1月のAWS費用は$34.26 でした。本日の為替レート(1ドル=109.91円)で計算すると、3,765円です。1月前半は手動で夜間停止していたので、見積もりより大分低くなっています。
Elastic Compute Cloudの内訳を見るとEC2インスタンスが$11.59、日本円にして1,273円です。早く夜間停止を実装して金額を落とさねば。
そういえば1月中にAmazon アソシエイトとグーグルアドセンスの審査を無事に通過したので、早く損益分岐点を超えたいところです。
[2020/2/11 追記 2]
ググったら以外と簡単にできそうだったので早速EC2インスタンスの自動起動停止を実装しました。稼働時間は AM 7:00 – PM 23:50です。これで今月と再来月の利用料はさらに落ちるはず。
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